【60代・70代は要注意】転倒予防は「筋トレ」だけでは足りない!転ばない身体をつくる3つの準備
こんにちは。
本八幡の整体院 彩(IRODORI)/リハビリジム 彩臼井です。
「最近、何もないところでつまずくようになった」
「歩いていると、以前よりふらつく気がする」
「転ぶのが怖くて、外出する機会が減ってきた」
60代・70代になると、このような身体の変化を感じる方が少なくありません。
そこで、
「足腰が弱っているから筋トレをしなければ!」
と、スクワットやウォーキングを始める方も多いと思います。
もちろん、筋力を維持することはとても大切です。
しかし、転倒予防=筋トレだけではありません。
むしろ、安全に運動を続けるためには、筋肉を鍛える前に確認しておきたいことがあります。
今回は、100歳まで自分の足で歩くために、60代・70代から見直したい「転倒予防の3つのポイント」をお伝えします。
■なぜ「筋トレだけ」では転倒を防げないのか?
転倒にはさまざまな要因が関係します。
筋力だけではなく、
・足首や股関節の動き
・姿勢
・バランス能力
・視力
・履いている靴
・自宅の環境
・薬の影響
など、いくつもの要因が重なって起こることがあります。
つまり、
「筋肉をつければ絶対に転ばない」
という単純な話ではありません。
大切なのは、筋トレを始める前に「自分はなぜ転びやすくなっているのか?」を確認することです。
■筋トレの前に見直したい「3つのポイント」
① まずは「家の中」をチェックする
最初に確認していただきたいのが、毎日生活している自宅の環境です。
どれだけ身体を鍛えていても、足元に危険があれば転倒する可能性はあります。
特に注意したいのが、
・めくれたカーペットやマット
・床を横切っている電気コード
・床に置いた荷物
・滑りやすい靴下やスリッパ
・夜間の暗い廊下や階段
などです。
「これくらいなら大丈夫」
と思うような小さな段差や障害物でも、足が十分に上がらなくなっていると、つまずく原因になります。
夜中のトイレも要注意
夜中に目が覚めてトイレへ行くときは、寝起きで身体が動きにくいうえ、周囲も暗くなっています。
足元を照らすセンサーライトを設置するなど、「転ばない環境をつくる」ことも立派な転倒予防です。
まずは今日、ご自宅の床を一度チェックしてみてください。
② 「柔軟性」と「バランス能力」を確認する
次に確認したいのが、
身体がきちんと動く状態になっているか?
ということです。
例えば、足首が硬くなり、つま先を持ち上げにくくなると、小さな段差などで足先を引っかけやすくなることがあります。
また、股関節の動きが低下すると、歩幅が小さくなったり、足を前へ運びにくくなったりする場合があります。
そこで、無理のない範囲で身体を動かしてみましょう。
足首を動かす
椅子に座った状態で、足首をゆっくり上下に動かします。
「つま先を上げる」
「かかとを上げる」
この2つがスムーズにできるか確認してみてください。
痛みがある場合は無理に行わないでください。
支えを使った片足立ち
転倒の不安がある方が、いきなり何も持たずに片足立ちをするのはおすすめできません。
必ず、
壁・手すり・安定した机など、すぐにつかまれる場所
で行います。
片足を床から少し浮かせ、まずは数秒から。
左右で大きな違いがないか確認してみましょう。
重要なのは長時間頑張ることではありません。
「自分の身体がどのくらいバランスを保てるのか」を知ることが第一歩です。
③ 「目・靴・薬」も確認する
意外と見落とされやすいのが、筋肉以外の原因です。
■メガネは合っていますか?
視力が低下していたり、メガネの度数が合っていなかったりすると、床の段差や障害物を認識しにくくなることがあります。
「最近、足元が見えにくい」
「段差に気づくのが遅くなった」
という場合は、目の状態も確認してみましょう。
■靴は合っていますか?
大きすぎる靴や、かかとが固定されない履物では、歩いている途中で足が靴の中で動いてしまいます。
転倒予防では、
足に合った靴を選ぶことも重要です。
「履きやすい」だけではなく、
「歩きやすいか」
という視点でも靴を見直してみてください。
薬による「ふらつき」にも注意
服用している薬によっては、眠気・立ちくらみ・ふらつきなどが起こる場合があります。
特に、
「薬が変わってからふらつくようになった」
「立ち上がったときにクラッとする」
などの変化がある場合は、自己判断で薬を中止せず、主治医や薬剤師に相談してください。
■ 転倒予防は「順番」が大切です
100歳まで自分の足で歩くために、私は次の順番を大切にしています。
① 転びやすい環境・原因を見つける
↓
② 身体を正しく動かせる状態をつくる
↓
③ バランス能力を高める
↓
④ 必要な筋力をつける
↓
⑤ 正しい歩き方につなげる
筋トレを否定しているわけではありません。
スクワットも、かかと上げも、ウォーキングも大切です。
しかし、
「鍛える前に、まず動ける身体に戻す。」
ここを飛ばしてしまうと、せっかく運動を頑張っても、本来使いたい筋肉をうまく使えないことがあります。
■「最近つまずく」は身体からのサインかもしれません
「まだ転んでいないから大丈夫」
と思っている方もいらっしゃると思います。
しかし、
・何もないところでつまずく
・歩幅が以前より狭くなった
・歩く速度が遅くなった
・階段で足が上がりにくい
・片足になるとふらつく
・外出するのが怖くなってきた
こうした小さな変化は、身体を見直すきっかけになります。
転んで怪我をしてからではなく、
「転ぶ前に身体を見直す」
ことが大切です。
■ 整体院 彩が大切にしている「延命より延動」
整体院 彩/リハビリジム 彩が目指しているのは、単に痛みを一時的に軽くすることだけではありません。
100歳まで、自分の足で歩く。
自分で立ち、
自分で歩き、
自分の行きたい場所へ行ける。
そんな「移動できる時間=移動寿命」をできるだけ長くすることを大切にしています。
そのために、身体の状態や歩き方を確認し、
なぜつまずくのか?
なぜふらつくのか?
なぜ足が上がらないのか?
その原因を一人ひとり確認しながら、必要な運動をご提案しています。
■まとめ|60代・70代の転倒予防は「筋トレだけ」にしない
転倒予防というと、
「足腰を鍛えなければ」
と思われがちです。
しかし、本当に大切なのは、
筋力・柔軟性・バランス・歩き方・靴・視力・生活環境などを総合的に見ることです。
まずは今日、
「家の中に転びやすい場所はないか?」
そこから確認してみてください。
そして、身体を安全に動かせる準備をしてから、自分に必要な筋力をつけていきましょう。
「最近つまずくことが増えた」
「足が以前より上がらない」
「転倒する前に、自分の歩き方を一度確認したい」
そんな方は、整体院 彩/リハビリジム 彩へお気軽にご相談ください。
延命より延動。
100歳まで自分の足で歩く。
それを日本の当たり前に。
整体院 彩は、一人ひとりの「歩き続ける力」をサポートしていきます。
※運動中に痛み・強いめまい・ふらつきなどがある場合は無理に続けず、必要に応じて医療機関へご相談ください。
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臼井 宰介(うすい さいすけ)
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