【60代・70代は要注意】毎日歩いているのに衰える?ウォーキングを「健康貯金」に変える3つのポイント
こんにちは。
整体院 彩/リハビリジム彩(IRODORI)臼井です。
「健康のために毎日歩いています」
「1日1万歩を目標にしています」
「朝のウォーキングを何年も続けています」
このように、健康のために歩く習慣を大切にしている方は多いと思います。
ウォーキングは、身体活動量を増やし、健康維持につなげるためのとても良い習慣です。
しかし、当院で身体や歩き方を確認していると、
√毎日歩いているのに、以前より脚の力が落ちた
√ 歩幅が狭くなってきた
√ 最近、何もないところでつまずく
√ ウォーキング後に膝や腰がつらい
√長く歩くと疲れやすくなった
という方も少なくありません。
ここで大切なのは、
「歩いている=歩く力が必ず維持できる」ではない
ということです。
100歳まで自分の足で歩くためには、歩数だけではなく、筋力・身体の動かし方・運動の質にも目を向ける必要があります。
今回は、「毎日歩いているのに身体が衰えてしまう人」に見られやすい3つの共通点と、ウォーキングをより効果的にする方法についてお伝えします。
■毎日歩いても衰える人の「3つの共通点」
① 「歩く」だけで筋力トレーニングをしていない
ウォーキングは優れた有酸素運動ですが、通常の平地歩行だけでは、筋力を高めるために必要な負荷が十分でない場合があります。
特に年齢を重ねるほど意識したいのが、
太もも・お尻・ふくらはぎ・体幹
など、立つ・歩く・階段を上るといった動作を支える筋肉です。
例えば、
「昔より歩幅が狭くなった」
「階段がつらくなった」
「椅子から立つときに手を使う」
「歩いていると身体が左右に揺れる」
こうした変化がある場合、毎日歩いていても、歩くために必要な筋力が低下している可能性があります。
大切なのは、
歩く+必要な筋肉を鍛える
という考え方です。
スクワットやかかと上げ、お尻のトレーニング、バランス運動などを、その方の身体の状態に合わせて取り入れることが重要です。
② 身体の「動きのクセ」を残したまま歩いている
歩数以上に注意したいのが、どのように歩いているかです。
例えば、
· 猫背になっている
·歩幅が極端に狭い
· 片側に身体が傾く
·膝が内側・外側に偏る
· 足指がうまく使えていない
·股関節が十分に動いていない
こうした状態のまま長時間歩き続けると、身体の一部分に負担が偏ることがあります。
つまり、
「たくさん歩けば歩くほど良い」とは限りません。
身体の使い方に問題があれば、歩数を増やす前に、まずその原因を確認することが大切です。
整体院 彩では、これを身体の「誤作動」と考えています。
筋力がないからと、すぐに鍛える。
歩けないから、とにかく歩く。
その前に、
「そもそも身体を正しく動かせているのか?」
を確認する必要があります。
鍛える前に、まず動きを戻す。
これが、100歳まで自分の足で歩く身体づくりの重要なポイントです。
③ 毎日「同じペース」で歩いている
毎日同じ道を、同じ速度で歩く。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
継続して身体を動かすことには大きな意味があります。
ただ、身体がその運動に慣れてくると、それ以上の刺激にはなりにくくなります。
「毎日30分歩いているから大丈夫」
ではなく、体力や安全性に問題がなければ、時々歩くスピードに変化をつけることも一つの方法です。
■ 毎日のウォーキングを「健康貯金」に変える方法
① インターバル速歩を取り入れる
例えば、
3分間少し速く歩く
↓
3分間ゆっくり歩く
↓
再び3分間少し速く歩く
というように、歩く速さに変化をつけます。
ずっと速く歩き続ける必要はありません。
「少し息が弾む程度」と「楽に歩ける速度」を交互に取り入れることで、普段の散歩とは違った刺激を身体に与えることができます。
ただし、膝・腰・股関節などに痛みがある方や、持病がある方は無理に行わず、身体の状態に合わせることが大切です。
② 歩く前に「股関節」を動かす
歩幅が狭くなっている方に多いのが、股関節を十分に使えていないケースです。
股関節が動きにくい状態では、
「もっと大股で歩こう」
と意識しても、腰や膝で無理に動きを補ってしまうことがあります。
そのため、歩く前に軽く股関節を動かしたり、無理のない範囲でストレッチを行ったりすることもおすすめです。
ただし、ストレッチをすればすべて解決するわけではありません。
柔軟性・筋力・バランス・姿勢・足部の機能
これらを総合的に確認することが重要です。
■「1万歩」より大切なことがあります
健康のために毎日歩く。
これは素晴らしい習慣です。
しかし、60代・70代以降は特に、
「今日は何歩歩いたか」だけを健康の基準にしないこと
も大切です。
見るべきなのは、
「正しく歩けているか」
「必要な筋肉を使えているか」
「歩いたあとに痛みが出ていないか」
「以前より歩幅や速度が落ちていないか」
という身体からのサインです。
歩数は「量」。
歩き方は「質」。
100歳まで自立して歩くためには、量だけではなく質も大切にする必要があります。
■ 整体院 彩が大切にしている「延動」という考え方
整体院 彩では、
「延命より延動」
という考え方を大切にしています。
ただ長生きするだけではなく、
100歳になっても、自分の足で立ち、自分の足で歩き、自分の行きたい場所へ行ける。
そんな未来を目指した身体づくりです。
当院では、AIによる姿勢・歩行分析や身体機能のチェックを行い、
なぜ歩きにくくなっているのか?
なぜ膝や腰に負担がかかっているのか?
どの筋肉がうまく働いていないのか?
を一人ひとり確認します。
そして、
動きを確認する
↓
身体の誤作動を修正する
↓
必要な筋肉を鍛える
↓
正しい歩行につなげる
↓
身体に定着させる
という流れで、「歩ける身体」そのものをつくっていきます。
■こんな変化があったら、一度歩き方を見直してみてください
· 毎日歩いているのに脚が弱くなった気がする
· 最近、歩幅が狭くなった
· 以前より歩くスピードが遅くなった
· 何もないところでつまずく
·長く歩くと膝や腰が重くなる
·階段がつらくなった
· 身体が左右に揺れるようになった
これらは単純に「年齢だから」と片づけるのではなく、今の身体の使い方を見直すきっかけかもしれません。
たくさん歩く前に、正しく歩ける身体をつくる。
毎日のウォーキングを、本当の意味で未来への「健康貯金」にしていきましょう。
整体院 彩は、100歳まで自分の足で歩くための身体づくりをサポートしています。
延命より延動。
100歳まで自立して歩く。
それを日本の当たり前に。
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臼井 宰介(うすい さいすけ)
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