【延動ドック①】延動ドックとは?100歳まで自分の足で歩くための新しい身体の健康習慣|整体院 彩
こんにちは。
千葉県市川市・本八幡駅前の整体院 彩/リハビリジム彩(IRODORI)理学療法士の臼井です。
私たちは今回から、新たな30日間の情報発信をスタートします。
テーマは、
「延動ドックとは何か?そして、なぜ日本に予防文化が必要なのか?」
これまで整体院 彩では、足指・足首・股関節・体幹・姿勢・歩行など、身体の機能を確認する「延動ドック30日チャレンジ」を発信してきました。
そして今回からは、さらに一歩踏み込みます。
延動ドックでは何をするのか。
なぜ身体の機能を定期的に確認する必要があるのか。
そして、100歳まで自分の足で歩くために、私たちは今、何を始めるべきなのか。
理学療法士の視点から、30日間にわたって詳しく解説していきます。
1日目は、延動ドックの基本理念についてお伝えします。
1.100歳まで生きることと、100歳まで歩けることは違う
「人生100年時代」
この言葉を耳にする機会が増えました。
日本は世界でも有数の長寿国です。
しかし、ここで一つ考えていただきたいことがあります。
あなたは100歳になったとき、どのような生活を送っていたいですか?
自分の足で買い物に行く。
家族と旅行に出かける。
友人と食事を楽しむ。
趣味を続ける。
行きたい場所へ、自分の意思で出かける。
こうした日常生活を、できる限り長く続けたいと願う方は多いのではないでしょうか。
一方で、年齢を重ねるにつれて、歩行能力や筋力、バランス能力などが低下することがあります。
これまで普通にできていた階段の上り下りが大変になる。
少し歩いただけで疲れる。
椅子から立ち上がるときに手を使うようになる。
何もないところでつまずくことが増える。
こうした変化は、日常生活の中で少しずつ進むことがあります。
もちろん、加齢による身体機能の変化には個人差があり、すべてを防げるわけではありません。
しかし、適切な運動や生活習慣によって、筋力や身体機能の維持・改善を目指すことは、何歳からでも大切です。
私たちが目指しているのは、単に寿命を延ばすことではありません。
「自分の意思で身体を動かし、自立した生活を続けられる時間を延ばすこと」
その考え方を、私たちは「延動」と呼んでいます。
2.延動ドックとは何か?
延動ドックとは、整体院 彩が提唱する、身体の動きや機能を定期的に確認し、将来の自立した生活につなげるための身体機能チェックと運動療法の取り組みです。
一般的な健康診断では、血圧、血液検査、心電図などによって身体の健康状態を確認します。
しかし、健康診断の数値に大きな問題がなくても、身体の動きや歩行能力が十分に保たれているとは限りません。
例えば、次のような項目です。
– 足指や足首が十分に動いているか
– 股関節の可動域が保たれているか
– 体幹を安定させて動けるか
– 左右の筋力や関節の動きに大きな違いがないか
– 片脚立ちなどのバランス能力が保たれているか
– 歩幅や歩行速度に変化がないか
– 立ち上がりや階段昇降を安全に行えるか
これらは、日常生活を自立して送るうえで重要な身体機能です。
延動ドックでは、こうした身体の状態を確認し、一人ひとりに必要な運動を考えていきます。
病気を診断するためではなく、現在の身体機能を知り、これからの身体づくりに役立てるための取り組みです。
※延動ドックは医療機関で行う健康診断や診断・治療に代わるものではありません。痛みやしびれ、急激な身体機能の低下などがある場合は、必要に応じて医療機関での評価を優先します。
3.なぜ今、延動ドックが必要なのか?
「まだ普通に歩けるから大丈夫」
「特に痛いところがないから問題ない」
そのように考える方もいらっしゃると思います。
しかし、身体機能の低下は、必ずしも痛みを伴うとは限りません。
例えば、以前より歩く速度が遅くなったり、階段を上る際に疲れやすくなったりすることがあります。
また、片脚立ちが不安定になったり、椅子からの立ち上がりに時間がかかるようになったりすることもあります。
こうした変化には、筋力、関節の可動域、バランス能力、神経機能、活動量など、さまざまな要因が関係します。
重要なのは、身体の変化を「年齢だから仕方ない」で終わらせないことです。
現在の身体機能を確認し、改善できる部分がないかを考える。
必要な運動を実践し、継続する。
そして、定期的に変化を確認する。
これが、延動ドックの基本的な考え方です。
4.延動ドックでは具体的に何をするのか?
整体院 彩では、理学療法士としての知識と経験を活かし、身体を部分的に見るのではなく、全身の動きのつながりを大切にしています。
① 姿勢・動作分析
立位姿勢や身体の動かし方を確認します。
必要に応じてAI姿勢・動作分析も活用し、身体の左右差や動作の特徴を把握するための参考にします。
ただし、姿勢の左右差があることだけで、痛みの原因や将来の病気が判断できるわけではありません。
② 関節の可動域評価
足首、膝、股関節、背骨、肩関節などの動きを確認します。
特に歩行に関わる足部・股関節・体幹の機能を重視しています。
③ 筋力・バランス評価
立ち上がり、片脚立ち、下肢の筋力などを、身体の状態に応じて確認します。
転倒予防や日常生活の動作能力を考えるうえで重要な項目です。
④ 歩行機能の確認
歩幅、歩行速度、左右の動き、身体の安定性などを確認します。
歩き方を一つの型に当てはめるのではなく、その方の身体機能や生活状況に合わせて評価します。
⑤ 一人ひとりに合わせた運動療法
評価結果を踏まえ、必要な運動を提案します。
関節の動きを改善するための運動、筋力トレーニング、バランス練習、歩行練習などを組み合わせます。
そして、身体の状態に応じて再評価し、運動内容を調整していきます。
5.「鍛える前に戻す」整体院 彩が大切にしていること
私たちが大切にしている言葉があります。
「鍛える前に戻す」
これは、単に筋肉を鍛える前にストレッチをするという意味ではありません。
身体の動きを確認し、必要な関節の可動性や運動の協調性を高めながら、筋力やバランス能力を改善していくという考え方です。
例えば、股関節が十分に動かない方の場合、その状態を考慮せずに負荷の高い運動を行うことが適切とは限りません。
まず現在の動作を確認し、無理なく動ける範囲を広げながら、必要な筋力を高めていきます。
もちろん、可動域改善と筋力トレーニングを並行して行うことが適切な場合もあります。
大切なのは、全員に同じ運動を行うのではなく、**その方の身体の状態と目標に合わせること**です。
6.なぜ「股関節」を重要視するのか?
整体院 彩では、身体機能の評価や運動療法において、股関節の働きを重視しています。
股関節は、骨盤と大腿骨をつなぐ大きな関節です。
歩行、立ち上がり、階段昇降、しゃがみ込みなど、多くの日常動作に関わっています。
また、股関節周囲の筋肉は、骨盤や下肢を安定させるうえでも重要な役割を担っています。
ただし、歩行は股関節だけで成立するものではありません。
足部、足首、膝、体幹、神経系などが連携することで、安定した動作が可能になります。
そのため、延動ドックでは股関節を重要な評価項目の一つとしながら、全身のつながりを確認します。
7.私たちが目指すのは「予防文化」をつくること
ここが、今回の30日間で最もお伝えしたい部分です。
日本では、身体に痛みや不調が出てから医療機関を受診したり、リハビリを始めたりすることが少なくありません。
もちろん、症状がある場合に適切な医療を受けることは非常に重要です。
しかし、それと同じくらい大切なのが、症状が出る前から身体の機能を維持する取り組みです。
歯を守るために定期的に歯科健診を受ける。
病気の早期発見のために健康診断を受ける。
それと同じように、
「歩く力を守るために、身体の動きや機能を定期的に確認する」**
この習慣が当たり前になる社会をつくりたいのです。
40代、50代から自分の身体を知る。
60代、70代になっても必要な運動を続ける。
80代、90代になっても、その方の能力に応じて身体を動かす機会を大切にする。
そして100歳になっても、自分らしい生活を続けることを目指す。
そのような社会を実現するためには、特別な人だけが運動をするのではなく、誰もが身体機能の維持に関心を持てる環境が必要です。
私たちは、その第一歩として延動ドックを広めていきたいと考えています。
8.延動ドックを47都道府県へ
私たちの目標は、整体院 彩だけで延動ドックを提供することではありません。
将来的には、日本全国47都道府県に延動ドックの考え方を広げ、地域ごとに身体機能を確認し、適切な運動に取り組める環境をつくることを目指しています。
そのためには、理学療法士をはじめとする専門職や、運動指導に関わる方々との連携も大切になります。
一人の力では、日本全体の予防文化を変えることはできません。
しかし、一人が身体の大切さに気づき、家族に伝え、地域に広がっていく。
そうした小さな積み重ねが、将来の大きな変化につながると信じています。
9.100歳まで歩くために、今日からできること
最初から難しい運動をする必要はありません。
まずは、ご自身の身体の状態に関心を持つことから始めてみてください。
例えば、普段の歩く速度が以前と変わっていないか、椅子からの立ち上がりが大変になっていないか、階段で疲れやすくなっていないかを振り返ってみましょう。
そして、無理のない範囲で日常の身体活動を増やすことも大切です。
身体の機能は、一度の運動だけで決まるものではありません。
日々の積み重ねが、将来の自立した生活を支える一つの力になります。
10.まとめ|延命より延動。100歳まで自分の足で歩ける社会へ
今回の第1日目では、延動ドックの基本理念についてお伝えしました。
延動ドックは、単なる姿勢チェックでも、筋力トレーニングでもありません。
自分の身体の現在地を知り、必要な運動を実践し、将来も自立した生活を続けるための身体づくりです。
私たちが目指しているのは、すべての人が必ず100歳まで歩けると約束することではありません。
年齢や病気、障害の有無にかかわらず、一人ひとりが持つ身体の可能性を大切にし、自分らしく動ける時間を少しでも長くすることです。
延命より、延動。
歩けなくなってからではなく、歩ける今から。
100歳まで、自分の足で歩く。
そして、身体の動きを定期的に確認することが、健康診断と同じように当たり前になる社会へ。
整体院 彩、株式会社MOVELIFE100は、これからも予防文化の普及に取り組んでまいります。
【次回予告・第2日目】
「健康診断は受けるのに、なぜ身体の動きは検査しないのか?」
血圧や血糖値は気にしていても、歩行速度や筋力、バランス能力を定期的に確認している方は、どれくらいいるでしょうか?
次回は、一般的な健康診断と身体機能評価の違い、そして身体の動きを確認することの重要性について、理学療法士の視点から詳しく解説します。
ぜひ明日もご覧ください。
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整体院 彩/リハビリジム彩(IRODORI)
千葉県市川市・本八幡駅前
株式会社MOVELIFE100
理学療法士による姿勢・動作分析、運動療法、身体機能の維持・改善を目指したサポート。
「鍛える前に戻す」
「延命より延動」
「100歳まで自分の足で歩く」
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歩けなくなる前に、延動ドック。
延命より延動。100歳まで自分の足で歩く。
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臼井 宰介(うすい さいすけ)
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