【60代は要注意】立ち上がる時に手をつく・ドスンと座る人は「移動寿命」の黄色信号?
「椅子から立つとき、無意識に膝へ手をついている」
「座るとき、お尻からドスン!と落ちるように座ってしまう」
「昔より、立ち座りが面倒になってきた」
60代を迎えてから、このような変化を感じていませんか?
こんにちは!
本八幡駅徒歩1分の整体院 彩(IRODORI)/リハビリジム 彩、理学療法士の臼井です。
私たちは、
「延命より延動」
を理念に、健康寿命だけではなく「移動寿命」を延ばし、100歳まで自分の足で歩き続けられる身体づくりをサポートしています。
今回は、普段何気なく行っている**「立つ・座る」動作について解説します。
■「手をついて立つ」「ドスンと座る」を年齢のせいにしていませんか?
椅子から立ち上がるとき、机や膝に手をつく。
座るときには、途中で身体を支えきれず「ドスン」とお尻が落ちる。
こうした動作を、
「60代だから仕方がない」
「昔からの癖だから」
と見過ごしていませんか?
もちろん、手をつくこと自体が必ず悪いわけではありません。
痛みがある方や転倒リスクが高い方は、安全のために手すりや椅子を使うことも大切です。
しかし、以前は手を使わずにできていたのに、最近になって手をつくようになったのであれば、身体の変化に気づくきっかけになります。
立つ・座る動作には、
· 太ももやお尻の筋力
· 股関節の動き
·足首の柔軟性
· 体幹の安定性
·足裏への体重移動
·バランス能力
など、さまざまな機能が必要だからです。
■なぜ「手をつく」「ドスンと座る」ようになるのか?
主に3つのポイントを確認してみましょう。
① 太もも・お尻の「ブレーキ」が弱くなっている
座る動作で重要なのは、単純な脚力だけではありません。
立った状態から椅子へ座るときには、太ももの前側にある大腿四頭筋や、お尻の大臀筋などが働きながら、身体が急激に落ちないようにコントロールします。
つまり、筋肉は身体を持ち上げるだけではなく、ゆっくり下ろすための「ブレーキ」としても働いているのです。
このコントロールが弱くなると、
ゆっくり座れない
↓
途中から身体を支えられない
↓
最後に「ドスン」と座る
という動作が起こりやすくなります。
② 足首が硬く、重心を前へ移動しにくい
立ち上がるときは、ただ上方向へ身体を持ち上げているわけではありません。
まず上半身を前へ移動させ、足の上に重心を乗せてから、お尻を持ち上げます。
このとき重要なのが足首の動きです。
足首が硬かったり、足裏へうまく体重を乗せられなかったりすると、身体を前へ移動させにくくなります。
その結果、
「膝を手で押す」
「机を押して立つ」
といった動作で不足分を補うようになることがあります。
③ 体幹が安定していない
立ち座りでは、脚だけではなく体幹の安定性も重要です。
体幹がうまく働かないと、
「立ち上がるときに身体が左右へブレる」
「勢いをつけないと立てない」
「座るときに姿勢を保てない」
といった動作につながることがあります。
大切なのは、
「脚の筋肉だけ鍛えればいい」
と考えないことです。
足首・股関節・体幹・足裏など、身体全体の連動を確認する必要があります。
■放置しないでほしい2つの理由
① 腰や膝への負担が増える可能性
毎回勢いよく座る動作を繰り返せば、腰・骨盤・股関節・膝などへの負担が大きくなる可能性があります。
特に骨が弱くなっている方や腰・膝に痛みがある方は注意が必要です。
「ドスンと座る」という動作そのものだけを見るのではなく、
「なぜ、ゆっくり座れなくなったのか?」
を確認することが大切です。
② 「移動寿命」の変化に気づくサインになる
私が特に重要だと考えているのがこちらです。
立つ・座るという動作は、歩くための基本動作です。
椅子から立つ。
トイレから立つ。
ベッドから起きて立つ。
車から降りる。
そして歩き始める。
日常生活の「移動」は、立ち上がるところから始まります。
だからこそ、
「最近、手をつかないと立ちにくくなった」
という変化は、将来の歩く力を考えるうえでも見過ごしたくないサインです。
■今日からできる2つのセルフチェック&練習
① 「3秒かけて座る」
安定した椅子を使い、座るときに、
「1・2・3」
と数えながら、できる範囲でゆっくりお尻を下ろしてみてください。
ポイントは、最後まで「ドスン」と落ちないこと。
太ももやお尻を使って、身体をコントロールしながら座ります。
ただし、痛みや強いふらつきがある方は無理をせず、椅子や手すりなどにつかまって安全を優先してください。
② 立つ前に「お辞儀」をする
立ち上がるときに真上へ立とうとしていませんか?
まず、
鼻や胸を膝の方向へ近づけるように上半身を前へ倒します。
そして足裏に体重が乗ったところから、お尻を持ち上げます。
ポイントは、
「前へ重心移動 → 足裏に乗る → 立ち上がる」
という順番です。
この動作がスムーズにできるか確認してみてください。
■こんな方は一度「立ち座り」をチェックしてみてください
· 最近、膝に手をついて立つようになった
· 机や肘掛けを押さないと立ちにくい
· 座る最後に「ドスン」となってしまう
· 立ち上がるときに勢いをつける
·立った直後に身体がフラつく
· 以前より立ち座りが面倒になった
· 階段や歩行にも不安を感じ始めた
一つでも以前から変化しているものがあれば、身体を見直すきっかけにしてみてください。
■100歳まで自分の足で歩くために
歩く力は、ある日突然なくなるとは限りません。
その前に、
「立ち上がりにくくなった」
「手を使うようになった」
「ゆっくり座れなくなった」
「歩幅が狭くなった」
「つまずくことが増えた」
といった小さな変化が現れることがあります。
だからこそ、私たちが大切にしているのは、
痛くなってからではなく、「動きの変化」に早く気づくこと。
整体院 彩/リハビリジム 彩では、単に痛みだけを見るのではなく、姿勢や歩行、立ち上がりなどの動作を確認し、
「なぜ、その動きになっているのか?」
を理学療法士の視点から評価します。
足首なのか。
股関節なのか。
筋力なのか。
体幹なのか。
バランスなのか。
一人ひとり原因は違います。
「延命より延動」
生きている時間だけではなく、自分の足で行きたい場所へ行ける時間=「移動寿命」を延ばす。
「最近、立つときに手をつくようになった」
「家族がドスンと座るようになって心配」
そんな小さな変化に気づいたときこそ、ご自身の身体を見直すタイミングです。
本八幡駅徒歩1分の整体院 彩(IRODORI)/リハビリジム 彩までお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
100歳まで、自分の足で歩くために。
今日の「立つ・座る」から身体を見直していきましょう。
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臼井 宰介(うすい さいすけ)
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