🧭 第1回：なぜ姿勢は崩れるのか ― 身体は“記憶する”から

「最近、猫背が気になる」「姿勢が悪いと言われるようになった」

――そう感じるのは、筋力が弱ったからでも、年齢のせいでもありません。

 

実は、姿勢が崩れる一番の理由は “身体の学習（ボディメモリー）” にあります。

 

人間の身体は、脳と同じように“習慣をそのまま記憶する器官”。

長時間座る・スマホ姿勢・片側に体重をかけるクセ・呼吸の浅さ…

これらが積み重なるほど、身体は その崩れた姿勢を“正しい姿勢”として覚え込んでしまう のです。

 

だからこそ、姿勢は「治す」ものではなく

正しく学び直す（＝再教育する）必要があります。

 

延動文化の姿勢改善は、

単なるストレッチでも鍛えるだけでもなく、

“身体が記憶しているパターンを書き換えるアプローチ” を重視します。

 

 

姿勢は“筋力が足りないから崩れる”と考えられがちですが、実際にはもっと深い理由があります。

それは、身体が 日常の習慣を学習してしまう 仕組みにあります。

 

 

■ 身体は脳と同じ「学習の器官」

 

姿勢が崩れる主な原因は以下の4つです。

 

長時間の座位（デスクワーク・スマホ）

→ 背中の丸まりを“標準姿勢”として記憶する

 

運動量の低下

→ 使わない筋肉の「サボりパターン」を身体が覚える

 

片側偏重のクセ（肩掛け・足組み・片脚立ち）

→ 左右の使い方に差が生まれ、身体が偏った姿勢を学習

 

呼吸の浅さ・ストレス

→ 肋骨・胸郭が動かず、猫背姿勢を固定化

 

 

これらはすべて 無意識の積み重ね。

知らぬ間に“崩れた姿勢”を身体が覚えてしまうのです。

 

 

■ 姿勢は「治す」時代から「再教育する」時代へ

 

良い姿勢は、筋力よりも 運動学習（モーターラーニング） によって決まります。

 

つまり――

姿勢は意識では変わらない。

正しい動きを“学び直す”ことで変わる。

 

これが、延動文化が大切にする視点です。

 

 

■ 姿勢を変える鍵は「パターン学習の書き換え」

 

悪い姿勢のまま生活すると、体はこう考えます。

 

「この姿勢が今の“正解”だ」

 

だから、どれだけストレッチや施術をしても、

翌日には元の姿勢に戻ってしまうのです。

 

これは“筋力不足”ではなく

身体が「悪い姿勢を正しいと記憶している」ため。

 

延動文化では、

AI姿勢分析で“ズレの見える化”を行い、

理学療法士が正しい動きの再教育を行うことで、身体が覚えている姿勢パターンを根本から書き換えます。

 

 

■ 延動の姿勢改善は「学び直し」を中心に据える

 

延動文化が重視するのは、次の3ステップ。

 

1. 認知（今の姿勢・動きを知る）

 

 

2. 再構成（正しい動きを何度も練習）

 

 

3. 自動化（意識しなくてもできるようにする）

 

 

これが身体の根本改善につながる唯一の方法です。

 

姿勢は「整える」だけでは変わりません。

正しく動ける身体へ“教育し直す”ことで変わります。

 

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