こんにちは!
理学療法士の臼井です。

40代を過ぎると、お腹のたるみが気になったり、脚の筋肉が落ち貧弱に見えるなど、急激に体のラインが変化してきます。さらに見た目だけでなく、骨にも変化が表れているんです・・・!
■最近、身体が急にたるんできた・・・
40代を迎えると、これまで感じなかった体の変化に戸惑うことも多くなります。体力の低下やホルモンバランスの乱れ、体型の変化など、「あれ?今までと違う・・・」と不安になることも。でも、それは自然なこと。40代以降に起きる変化について学んでいくことで、直面しやすい体の変化と上手に向き合っていきましょう。

■40代から起きる変化は?
40代以降の女性は、急激な変化を感じやすいといわれています。「◎才が曲がり角」といわれるように、緩やかな坂道というよりは、急激に曲がってくるため、身体も自分自身も驚いてしまいうということが起きます。特に変化があらわれるのがこの5つ。
・ホルモンバランスの変化
・筋力量の減少
・代謝の低下
・骨密度の低下
・自律神経の乱れ
この中で、女性ホルモン(エストロゲン)からの影響が1番あるのが骨密度。20代頃でピークを迎えた骨密度は、40代までは緩やかに低下しつつもほぼキープされている状態ですが、50代以降になると骨密度が急激に低下し、骨折や骨粗しょう症などのリスクが上がります。 また、コレストロール値も50代以降に急激に上昇しやすくなり、脂質異常症(高コレステロール血症等)のリスクも高まります。これにより血管機能が低下し、動脈硬化が進行しやすいなどの病気へのリスクも上がってくる可能性があるなど、年齢による体の変化は挙げればきりがありません。
■40代から骨を強化する!
40代以降、女性ホルモンの影響で急激に弱くなる骨ですが、体を動かすエクササイズ・トレーニングで改善していくことができます。骨密度を高める効果だけでなく、姿勢の安定や体のバランスが良くなり、若々しい印象を保つ助けにもなります。骨密度をアップさせるのに効果的なエクササイズの代表例をご紹介します。
骨は、衝撃を与えることで作られます。そのため、太くて大きな骨が集まる下半身に何らかの衝撃を与えるような運動をすることで骨を強化していきましょう。

やり方
まず両足を肩幅程度に開き、爪先をやや外向きにして立ちます。
このとき、膝は爪先と同じ方向に向けましょう。
次に、椅子に座るようなイメージでお尻を後ろに引きながらゆっくりと膝を曲げ、腰を落としていきます。
おなかに力を入れ、背筋を真っすぐ伸ばした状態を保つよう心掛けましょう。
膝を90度くらいまで曲げたら、元の体勢にゆっくり戻ります。
これを繰り返しましょう。
★ポイント
スクワットを行っている間は膝が爪先よりも前に出てしまわないよう注意してくださいね。
スクワットは体勢によっては関節を痛める原因にもなります。
臼井 宰介(うすい さいすけ)
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