一生動ける身体⑥|延命より延動
―― 人生を本当に豊かにするのは「動ける時間」
私たちはいつから、
「どれだけ長く生きるか」だけを
人生の目標にするようになったのでしょうか。
一生動ける身体シリーズのまとめ
このシリーズでお伝えしてきたことは、
とてもシンプルです。
・動けるかどうかは筋肉量ではない
・答えは「脳が覚えた動き」にある
・神経回路は何歳からでも学び直せる
そして最後にたどり着くのが、
延命より延動という考え方です。
医療が進歩し、寿命は確かに延びました。
けれどその一方で、多くの人が
人生の後半を“動けない時間”として過ごしている
という現実があります。
私は理学療法士として20年以上、
その現場を何度も見てきました。
そこでたどり着いた言葉が、
「延命より延動」です。
延命とは何か。延動とは何か
延命とは、
命の長さを延ばすこと。
延動とは、
動ける時間を延ばすこと。
この二つは似ているようで、
人生の質という点ではまったく違います。
・自分で歩いて出かけられる
・トイレに一人で行ける
・やりたいことを「やろう」と思える
これらはすべて、
「動ける」という前提があって初めて成り立ちます。
動けなくなる原因は「年齢」ではない
「歳だから仕方ない」
そう言われることは多いですが、
本当の原因は年齢そのものではありません。
動けなくなる多くの原因は、
・痛みへの恐怖
・転倒経験
・不安から生まれた動きのクセ
こうして脳が覚えてしまった
**間違った動作プログラム(神経回路)**です。
動かないから衰えるのではなく、
怖くて動けなくなった結果、動かなくなる。
ここを見誤ると、
どれだけ筋力を鍛えても
人生は変わりません。
延動の正体は「脳の再教育」
延動とは、
特別な筋トレや根性論ではありません。
・正しい動きを
・安心できる環境で
・正しい順序で
・繰り返し体験する
ことで、
脳の中の判断基準を書き換えること。
これにより、
「動いても大丈夫」
「この動きは安全」
という前提が脳にインストールされます。
すると人は、
無意識のレベルで動けるようになります。
動ける身体は、人生の選択肢を増やす
神経回路が整うと、
身体への信頼が戻ります。
すると選択が変わります。
・できない前提で避ける人生
から
・できる前提で選ぶ人生へ
行きたい場所に行く。
会いたい人に会う。
やりたいことをやる。
これは身体の話であり、
同時に人生の話です。
一生動ける身体シリーズのまとめ
このシリーズでお伝えしてきたことは、
とてもシンプルです。
・動けるかどうかは筋肉量ではない
・答えは「脳が覚えた動き」にある
・神経回路は何歳からでも学び直せる
そして最後にたどり着くのが、
延命より延動という考え方です。
結びに
人生のゴールは、
ただ生きている時間を伸ばすことではありません。
自分の足で、自分の人生を動かし続けること。
一生動ける身体は、
才能でも若さでもなく、
正しい再教育の結果です。
延命より延動。
あなたの人生が、
最後まで「あなたのもの」でありますように。
……
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臼井 宰介(うすい さいすけ)
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