こんにちは!
理学療法士の臼井です。
疲労回復をサポートする食材を1つ挙げるならどれ?
バナナです。幸せホルモン”セロトニン“を生成してくれる
バナナに含まれるトリプトファンは脳でしあわせホルモンのセロトニンを分泌させ、それが睡眠を促すメラトニンを分泌させる。すなわち、しっかりとトレーニングをしたあとは、質のよい睡眠をしてカラダを回復させる力を秘めている。それには朝食バナナがおすすめです。
バナナは肉体的な疲労にもおすすめ
バナナはエネルギーとなる炭水化物が豊富で、吸収も早いのが特徴です。たんぱく質の代謝に必要なビタミンB6や抗酸化作用があるポリフェノールが含まれ、筋肉の疲労回復に効果的です。
中でも、ランニングやトレーニング後の筋疲労回復におすすめです
ランナーがバナナを食べるメリットとしては、エネルギー源の確保。運動前なら胃に負担が少なくエネルギーが確保できる。ラン中でもバナナを食べることでガス欠を防ぐことができる。また、レース後であれば筋肉疲労の回復にも重要です。さらに汗で失われた電解質の補給にもなります。
筋トレユーザーがバナナを食べるメリットは、筋トレで失われた筋グリコーゲンの回復にあります。バナナに含まれるビタミンB6は、たんぱく質の代謝に必要です。
ランニング後や筋トレ後、たんぱく質と一緒に摂ると効果的とのこと。運動直後は内臓が疲れており消化吸収が弱っているため、よく噛んで食べるようにしましょう。
バナナはセロトニンの材料として必要なトリプトファン、ビタミンB6、炭水化物のすべてを含んで効率的にセロトニンを生成します。
バナナは熱中症対策にもおすすめのフルーツ
暑い日に汗をかくと、体内のミネラル(カリウムやナトリウム、マグネシウムなど)が失われます。身体がだるい、力が入らないなど夏バテの症状はこれらミネラル不足が原因になっていることもあるため、補う必要があります。
●そんな状況を防ぐために適した果物が、バナナ
バナナは、カリウム(100gあたり360mg※)・マグネシウム(100gあたり32mg※)が豊富に含まれており、熱中症予防が期待できる食べ物のひとつです。
スイカに塩をかけて食べるように、バナナに少々の塩(※)をかけて食べるのもおすすめです。
冷やしたバナナに塩をかけて食べることで、塩分補給にもなり、塩がバナナの甘さを引き立てます。
臼井 宰介(うすい さいすけ)
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