こんにちは!

理学療法士の臼井です。

環境の変化など普段よりも慌ただしい日々を送っている人も多いのではないでしょうか。考えることがたくさんあると、ストレスも溜まり、身体が縮こまりやすくなっています。そんな時は、普段意識しない「脇」を広げて、巡りを良くしていきましょう。

座り時間が長い人は体が縮こまっているかも!

日中座り姿勢が長い人の多いのが肩こりのお悩み。それ以外でも子育てや介護、重いものを持ち上げることが多い人も肩に力が入りやすく、肩こりに悩んでいます。そのどちらも共通している動きが、「脇」を閉じているということです。

■脇を閉じていると全身の巡りが悪くなる

腕が前に出ているとき、脇を広げてしまうと腕の可動域が狭くなり、体幹も使いづらくなってしまいます。そのような動きにくさを回避するため自然と、脇を締めている時間が長くなります。

また、緊張感のある時間や不安があるときも、背中が丸くなって腕も内側に入りやすくなります。そういった脇を閉じた姿勢が続くことで、身体の巡りが悪くなってしまい、首や肩、背中のこり、自律神経の乱れへと繋がっていくのです。

脇を広げてほぐしてみよう!

■■肩関節や肩甲骨の可動域が広がる

肩関節は、球関節と呼ばれる種類のひとつで、繋がる腕は外側(外旋)や内側(内旋)など多方向に動きます。脇をほぐすことで、関節の動きがスムーズになり、腕を動かしやすくなります。

■■筋肉や筋膜のリリース効果

脇の下には大胸筋、広背筋、前鋸筋などが集まっており、これらの筋肉が硬くなると、肩や腕の動作が制限されます。また、デスクワークやスマホ操作で凝り固まった脇の筋肉をほぐしてあげると、姿勢改善にも繋がります。

■■血行やリンパの流れが良くなる

脇の下にはリンパ節が多くあり、血液やリンパ液が流れる重要なポイントです。広背筋や大胸筋が硬くなると、この流れが滞りやすくなります。脇を広げてほぐすことで、血流やリンパの流れが促進され、老廃物が流れやすくなり、むくみの解消や免疫力の向上にも期待できます。

■■呼吸が深くなる

脇を閉じたままだと、肋間筋(肋骨の間の筋肉)が縮こまり、呼吸が入るスペースが狭くなります。脇を広げることで呼吸が深くなり、酸素摂取量が増加。呼吸が深まることで副交感神経が活性化し、リラックス効果が得られます。

全身がスッキリする脇伸ばし

やり方

1. 両手を頭上で組む:

腕の先を頭上で交差させて手のひらを合わせ、身体を両側に伸ばす。

2. 身体を横に倒す:

脇の下が伸びるように、体を横に倒す。

3. タオルやグリッドを使う:

脇の下にタオルやグリッドを挟んで、身体を上下左右に動かす。

4. 腕を頭の後ろに回す:

二の腕が耳につくように腕を回し、反対の手で肘を持つ。

5. 身体を横に倒す:

身体をゆっくりと横に倒し、脇や腰が伸びるのを感じる。


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臼井 宰介(うすい さいすけ)

臼井 宰介(うすい さいすけ)

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