こんにちは!
理学療法士臼井です。
本日はインソールが必要か
というテーマです。
正しい姿勢というのは人によって違います。
個性・特徴として捉えることが重要で
『自分が弱くなりやすい部分』を把握することで、
自分ぴったりの運動メニューを習慣化するこが大切です。
本日は、足・足指のタイプについてです。
よく足のトラブル予防・改善のためインソールを検討する方がいますが
最後に私の意見をお伝えします。
足はシンプルに足裏のアーチが高いか・低いかの違いです。
アーチが高いとハイアーチと呼んだり、
アーチが低いと偏平足と呼んだりします
解剖学的には舟状骨という
足の内側をなぞっていくと一番外側に出っ張っている部分がありますが、そこが頂点となって足のアーチが形成されます。
ですので、この部分が高いか、低いかによって足・足指のタイプが分かれるのです。
【足のタイプ】
アーチが高い(ハイアーチ):弱くなりやすい筋肉→腓骨筋(すねの外側)
アーチが低い(偏平足・ローアーチ):弱くなりやすい筋肉→後脛骨筋(すねの内側)
という感じで分けられます。
☆アーチが高い☆
✔ねん挫しやすい、
✔小指側の筋力が落ちやすく靴の外側が擦れやすい、
✔足の甲やかかとが痛くなりやすい、
✔親指が攣りやすいなどなど。
いろんな症状があり過ぎてビックリすると思いますが
偏平足の人よりもアーチが高い人の方がトラブルが多いです。
ポジティブな面からいえば
足の外側に体重が乗ることで
高重心を保ちやすいので速く走ることに適しています。
マラソンランナーの方は非常にこのタイプの足が多いです。
★アーチが低い★
✔偏平足になる、
✔親指の筋力が落ちやすく外反母趾になる、
✔シンスプリントなどすねの痛みにつながる、
といったことがありますが、
アーチが低い人はむしろ足の剛性(固める力)が高く
地面からの力を活用しやすいので高くジャンプするのに適しています。
バレ-ボールなどは適しています。
また足の厄介なところは
・ねん挫などで腫れる機会が多い
・転倒など骨折すると治りが悪い
ということがあります。
足首はふくらはぎ周りと違って
筋肉ではなく腱ばかり、血流が乏しい部分です。
血流が乏しければ骨折や傷がついた時の治りが悪くなります。
なので、
足首の骨折後に皮膚や関節が癒着するケースが多く、
歩き方が変わってしまうくらい足が固くなることも珍しくありません。
最初の話に戻りますが、
一つのトラブル予防・改善法としてインソールがありますが私としては
『どうにも改善しない場合のみおススメする』
というスタンスになります。
手術により関節を固定したり、
固まって動かなくなってしまった部分は
どうにもできないことがあります。
この場合は運動や超音波などいろんなリハビリがありますが、
足の構造を変えられないのでインソールを使ったほうがよいです。
しかし、骨折して1年も経っていない、とか重症化する前でしたら
いくらでも足首の動きを改善させることができます。
「改善が全く見られないならインソールを検討してもよいですよ」
とお伝えしますが。
またインソールを使う場合は
先ほどの足タイプを考慮して作ります。
ということで長くなりましたが、
まずはご自身の足のタイプを知っていくことで
①親指側・小指側の筋力どちらが弱くなりやすいか
②足のタイプを知る(アーチが高いか・低いか)
③タイプに合った運動、ケアをしていく
という流れで日々の足のケアを実践していただくのが良いかと思います!!
臼井 宰介(うすい さいすけ)
最新記事 by 臼井 宰介(うすい さいすけ) (全て見る)
- 自律神経を整える4つのメソッド - 2024年11月21日
- なぜ運動不足だと太るのか!? - 2024年11月20日
- 室内ウォーキングのもたらす若返り効果5選 - 2024年11月19日
整体院 彩「IRODORI」の施術の特徴
体の悩みを解決をしたいけど・・・。
どんな施術なのか?どのくらい料金がかかるのか?など不安な方も多いと思います。
整体院 彩「IRODORI」は、あなたの悩みを丁寧にお聞きし、原因や施術方法、料金をしっかりとお伝えいたします。
まずは、お電話でもメールでも気軽にご連絡ください。
- 投稿タグ
- #本八幡肩こり, #本八幡変形性膝関節症, #本八幡変形性股関節症, #本八幡整体, #本八幡インソール, #本八幡マッサージ, #本八幡捻挫, #本八幡足首痛い, #本八幡外反母趾, #本八幡腰痛