こんにちは!
理学療法士の臼井です。
健康は継続力なり
どれくらい続けているの?
健康的な毎日を送るための ≪健康スポーツ≫ は続けなければ意味がありません。
「運動はからだによさそうだから、ちょっと始めてみよう。」と思った時が吉日です。
最初は自分の興味に合わせた運動の種類(特異性の原理)と、マイペースの運動量でOKです。その内に欲が生まれて、自分自身の実現可能性(ファージビリティ)が高まっていくと思うのです。
中高年になると若い頃に比べて健康に意識が向けられます。からだに良さそうだと思って、『健康スポーツ』を試してみる。だけどなかなか続けていくことができません。
継続するための心掛けは何か?私の経験則のひとつに「マイペースを保つ」があります。焦らずに実現可能な自分への運動負荷を与えてみるのです。
知り合いとの会話の中で、日頃運動しているか否か?の話題になる。そんな時、私はジョギングを習慣にしていることを話します。
そうすると、まるで常套句のように軽い口調でこう尋ねられます。
「毎日走ってる?!」
「フルマラソンを走っちゃう!?」
正直言って、健康スポーツとしてのジョギングやランニングを行うに当たり、飛躍し過ぎたハードルの高い固定観念が宿っている質問だと思うのです。だから運動を習慣化できない。
そんな慣用的な決め台詞を気にすると、結局三日坊主の末路を辿るのです。
競技スポーツと健康スポーツには達成感・満足感が必要です。
競技スポーツは目標タイムや距離、点数が順位に反映される。極め付きは表彰台という高みに立つことで達成感が得られます。
では、健康スポーツの満足感はどうすれば享受できるのでしょうか?
20年目を迎えた私の健康ジョギングの経験から言えること。それはきっと継続することだと思うのです。
私は毎回のジョギングで何かを発見したり思い付いたりすることを目標にしています。そんな小さな目標でも私にとっては値打ちがあるのです。時には満足感がわくわく感をもたらしてくれる時もある。そして継続する原動力となっています。
健康スポーツに一番大切な継続するということ。
「どのくらい続けているの?」と問い掛けてみて下さい。その答えがどう返ってくるかは問題ではありません。
駆け出しのウォーカーやジョガーが「いい事やってるね!ぜひ続けて欲しいヨ!!」と励まされると、絶対にイイ気持ちになって元気あふれるに違いありません。自ずと継続力と健康力がアップすること請合いです。
臼井 宰介(うすい さいすけ)
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