こんにちは!
理学療法士の臼井です。
ウオーキングは男女年齢関係なく取り入れられる運動の一つ。ウオーキングには体力アップ、筋力アップ、脂肪燃焼、基礎代謝の向上、リフレッシュ、ストレス解消などさまざまな効果がありますが、代謝を上げやすく、脂肪燃焼が進みやすい歩き方で、シェイプアップもできるとより嬉しいですよね。
更年期は特に体重や体脂肪が増えやすく減りにくい時期。今回は、代謝アップなどにつながりやすい歩き方について紹介します。
いつもより1.5~2倍の歩幅で歩いてみる
毎日継続して歩くことだけでも、すばらしいことですよね。
散歩には気分を明るくする、血流をよくする、寝付きをよくする、脂肪燃焼につながる、生活習慣病予防につながる…、といったさまざまな効果があります。
ただ、シェイプアップのために、より代謝アップにつながるように歩くならば、ぜひ取り入れたいのが歩幅を大きめにして歩くことです。いつもよりも1.5~2倍くらい遠くに足を出すようにするだけで、歩幅を広くすることができます。
歩幅で使う筋肉が変わる
ではなぜ、歩幅を広くすると効果的なのでしょうか。
歩幅を広くすると、狭い時に比べて歩くときにお腹周りの筋肉をつかうようになります。何気なくふだん歩いているとき、私たちは股関節の下の部分しか動かしていないことがほとんどです。
大きく足を出そう、前に出そうと意識すると、ウエストをひねりながら歩くことになるため、お腹周りの筋肉や背中の筋肉を鍛えながら運動することができるようになるのです。また、大きな歩幅でしっかり呼吸をしながら歩くことで代謝アップにもつながります。
いつものウオーキングにぜひ一工夫を加えて、より効果的に歩くようにしてみて下さい。
姿勢よく自信を持って生きることがキレイにつながる
私自身は人の見た目が「キレイか」「キレイじゃないか」は、体重が多い、少ないだけに左右されるものではないと思っています。
つまり、細いからキレイ、太いからみっともないではないということです。
自分の筋肉を使って、自信をもって姿勢よく過ごせているかどうか。また、自分の筋肉のどこをしっかり使えば姿勢よくキレイに見えるかを知り、意識できているかどうか。
体重よりもそちらのほうが大切ではないでしょうか。
更年期の女性はすでにもう40年間を生き抜いてきた人たちばかり。それだけでもすごいこと、自信を持ってよいことだと思いますので、自信を持って過ごしていきたいものですね。
臼井 宰介(うすい さいすけ)
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