第5回:習慣化・動作の定着
――なぜ良い動きは戻り、人生の動き方は変わらないのか
「一時的によくなったのに、また元に戻った」
「気をつけている時は良いが、無意識になると崩れる」
姿勢や歩行、痛みの改善に取り組んだ多くの方が、
必ず一度はこの壁にぶつかります。
第5回のテーマは、
なぜ“良い動き”は定着しないのか、
そして
どうすれば人生レベルで動き方を書き換えられるのかです。
■ なぜ良い動きはすぐ戻るのか
多くの人は、
「意識が足りないから」
「努力が続かないから」
と思いがちです。
しかし延動文化では、そうは考えません。
戻るのは当たり前なのです。
なぜなら——
人の動きの9割以上は「無意識」で行われているから。
一時的に良い姿勢・良い歩き方ができても、
それが無意識にまで落とし込まれていなければ、
脳は必ず「元の慣れた動き」に戻そうとします。
これは意志の弱さではなく、
脳の省エネ機能です。
■ 動作は「意識 → 無意識」へ移行して初めて定着する
延動文化では、
動作の定着を次の4段階で捉えます。
1️⃣ 気づく(認知)
自分の姿勢や歩き方のクセを知る
2️⃣ 理解する(意味づけ)
なぜそれが問題なのかを頭で理解する
3️⃣ 練習する(反復)
正しい動きを、短く・正確に繰り返す
4️⃣ 自動化する(無意識化)
考えなくても自然にできる状態になる
多くの人は②か③で止まってしまいます。
④まで行って、初めて「人生の動き方」が変わります。
■ 「気をつける」は習慣化にならない
よくある指導があります。
「背筋を伸ばして」
「足をもっと上げて」
「気をつけて歩いて」
ですが——
これは習慣化にはほとんど効果がありません。
なぜなら、
注意や気合は長続きしないからです。
延動文化では、
気合ではなく仕組みで動きを変えることを重視します。
■ 習慣化の鍵は「回数」ではなく「質」
「毎日やりましょう」
「回数を増やしましょう」
これも間違いではありませんが、
本質ではありません。
重要なのは、
✔ 正しい刺激
✔ 正しいタイミング
✔ 正しいフィードバック
脳は、
間違った反復より、正しい1回を重視します。
だからこそ、
AI姿勢分析や動作評価で
「何を直すべきか」を明確にし、
最短ルートで再学習を行います。
■ 定着とは「治った状態」ではない
延動文化における定着とは、
「完璧な姿勢を保ち続けること」ではありません。
✔ 崩れても戻れる
✔ 疲れても修正できる
✔ 年齢や環境が変わっても対応できる
アップデートし続けられる動きを持つこと。
これが、
再発しない身体の正体です。
■ 動作が定着すると、人生が変わる
動作が無意識レベルで変わると、
次の変化が起こります。
・痛みへの不安が減る
・外に出ることが増える
・行動範囲が広がる
・挑戦する意欲が戻る
つまり——
動きが変わると、人生の選択肢が増える。
これが、
延動文化が「治療」ではなく
人生の教育だと考える理由です。
■ 延動文化が目指す「定着」
延動文化が目指すのは、
一時的に良くすることではありません。
最後まで、自分の足で人生を動かせること。
延命ではなく、延動。
動ける時間を、人生に積み上げていく。
■ 次回予告|第6回(最終回)
第6回:延動文化とは何か —— 動ける人生を社会に実装する
・なぜ整体でもジムでもないのか
・なぜ教育なのか
・なぜ今、この文化が必要なのか
シリーズの総まとめとしてお届けします。
…
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臼井 宰介(うすい さいすけ)
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