第4回:高齢者の歩行・介護予防 ——「歩ける」は守るものではなく、育て直せるもの
「年齢だから仕方ない」
「もう転ばないように気をつけるしかない」
高齢者の歩行や介護予防の現場では、
こうした言葉が当たり前のように使われています。
しかし——
延動文化の視点では、これは大きな誤解です。
■ 介護が必要になる本当の理由
多くの人は、
「筋力が落ちたから歩けなくなる」
「歳をとったから転びやすくなる」
と思っています。
ですが、臨床の現場で見えてくる本質は違います。
👉 問題は筋肉ではなく、歩き方そのもの
👉 もっと言えば、脳が学習した“動作のクセ”
高齢者の歩行トラブルの正体は、
長年積み重ねてきた誤った動作プログラムなのです。
■ 歩行は「全身の総合演技」
歩くという行為は、
単に脚を前に出す動きではありません。
姿勢制御
重心移動
体幹の安定
視覚・前庭感覚・固有感覚
反射と予測動作
これらを同時に統合する、
脳と身体の総合パフォーマンスです。
つまり——
歩行が乱れている状態とは、
「身体が衰えた」のではなく
「脳が誤った動きを学習し続けている状態」
なのです。
■ 高齢者の歩行は“必ず”書き換えられる
ここで、延動文化の核心をお伝えします。
✅ 高齢になっても、神経回路は書き換え可能
✅ 正しい刺激と学習があれば、歩行は再教育できる
✅ 「もう遅い」は科学的に誤り
実際に、
80代・90代の方でも——
歩幅が広がる
すり足が改善する
立ち上がりが安定する
転倒への恐怖が減る
こうした変化は珍しくありません。
■ 介護予防の本質は「動作の教育」
延動文化では、介護予防をこう定義します。
介護予防=動ける神経を育て直す教育
✔ マッサージで一時的に楽にする
✔ 筋トレで力だけを足す
これらは補助的手段にすぎません。
本当に必要なのは、
なぜ転びやすいのか
なぜ歩幅が狭くなるのか
なぜ無意識に前かがみになるのか
を本人が理解し、再学習することです。
■ 「気をつけて歩く」は介護予防にならない
よく言われる指導があります。
「もっと足を上げて」
「背筋を伸ばして」
「転ばないように注意して」
ですが——
これはほとんど効果がありません。
なぜなら、
歩行の大半は無意識で行われているからです。
延動文化では、
気合ではなく、
意識 → 学習 → 無意識 → 習慣
という段階を踏んで、
歩行を“自動化”させていきます。
■ 歩けることは「人生の自由度」
歩行能力は、
単なる移動手段ではありません。
外に出られる
人と会える
買い物に行ける
旅行ができる
つまり——
歩ける=人生を選べる状態
介護予防とは、
命を守ること以上に、
人生の選択肢を守ることなのです。
■ 延命ではなく、延動へ
延動文化が目指すのは、
寝たきりを防ぐこと
介護を遅らせること
だけではありません。
「最後まで自分の足で人生を動かす」こと
それが、
延命よりも価値のある——
延動です。
■ 次回予告|第5回
次回は、
第5回:歩行は“習慣”で決まる —— 正しい動きが定着するまで
なぜ良い動きはすぐ戻るのか
習慣化できる人・できない人の違い
延動文化における「定着」の考え方
を深掘りしていきます。
……
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臼井 宰介(うすい さいすけ)
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