こんにちは!
理学療法士の臼井です。

睡眠時間が少ないと太りやすくなる?!
忙しくて睡眠時間が思うようにとれない場合、どうしたらいいの?
睡眠時間が少ないと病気になりやすくなるだけじゃなく、太りやすい体質になってしまう!?
睡眠時間が少ないと高血圧や動脈硬化等の病気を引き起こしやすく、早死にしてしまうリスクが高まるという話を以前ご紹介させて頂きました。
さらに集中力の低下や疲れやすくなってしまいます。
そしてそれだけに留まらず、太りやすくなってしまうのです。
平均睡眠時間とBMIの関係を調べた研究によると、睡眠時間が7~8時間の場合が最も肥満が少なく、それより短くても長くても肥満が増えるそうです。
睡眠時間が少なく活動時間が長いと、むしろエネルギーをたくさん使って痩せそうなものですが、なぜ太ってしまうのか研究した結果があります。
短時間睡眠が続くとその分、活動時間が増えても代謝が落ちるため、1日のエネルギー消費量は通常睡眠(7時間睡眠)と変わりません。
しかし食欲抑制ホルモンの分泌が減るなどして食欲が増します。
つまり睡眠不足はエネルギー摂取量に影響して体重を増やす方向に働くと考えられます。
理想的な睡眠時間は年齢によって多少異なりますが、6~8時間が理想と言われています。
しかし、そうは分かっていても忙しくてなかなか思うような睡眠がとれない方も少なくないのではないでしょうか。
そういう場合には、例えば3時間しか寝られない場合、時間帯を調節できるのであれば、夜の3時に寝て6時に起きるよりも、夜11時に寝て夜2時に起きるほうが体のダメージは少ない可能性があるそうです。
なぜなら、夜11~2時の時間帯は、眠りを安定させるメラトニンの分泌が多い一方、活動に適したホルモンであるコルチゾールの分泌は少ないからです。
つまり同じ短い睡眠時間なら早く寝て早く起きた方が睡眠の質がいいと考えられるようです。
やせたい人は、まず睡眠を見直すという「スモールチェンジ」をしてみてはいかがでしょうか。
臼井 宰介(うすい さいすけ)
最新記事 by 臼井 宰介(うすい さいすけ) (全て見る)
- 🌈 第3回:歩行と人生・動きの質 — “歩き方”が人生を変える - 2025年12月13日
- 第2回:痛みはなぜ何度も再発するのか?——“根本改善”の正体 - 2025年12月12日
- 🌈 姿勢と延動文化|第1回〜第6回 完全構成 ✅ 第1回姿勢の誤学習・姿勢の正体 - 2025年12月11日
整体院 彩「IRODORI」の施術の特徴
体の悩みを解決をしたいけど・・・。
どんな施術なのか?どのくらい料金がかかるのか?など不安な方も多いと思います。
整体院 彩「IRODORI」は、あなたの悩みを丁寧にお聞きし、原因や施術方法、料金をしっかりとお伝えいたします。
まずは、お電話でもメールでも気軽にご連絡ください。














