こんにちは!
理学療法士の臼井です。
肩がこっていると感じて首や肩、肩の後ろ側を揉んだりすることが多いと思います。これらの部位をマッサージすることも肩こり対策に効果的ですが、実は脇の下の硬さが原因になっていることもあります。そこで今回は、脇の下の筋肉をほぐす簡単なストレッチをご紹介します。
■肩こり対策のポイントは脇の下
脇の下に触れた時、硬さを感じることはありませんか?脇の下が硬い正体は、脇の下の肋骨~肩甲骨の内側にある前鋸筋(ぜんきょきん)が凝っていることが関係しているかもしれません。
前鋸筋は肩甲骨を前方に引き、腕を前方に押し出す働きをする筋肉。日常生活では窓やテーブル、床を拭くなど腕を前に出して大きく動かす時、スポーツでは野球のボールを投げたり、バスケットボールをシュートしたりするような動き、ボクシングのパンチ、腕立て伏せのひじを伸ばす最後の5~10度のあたりでよく使われます。
■前鋸筋がこるのはなぜ?
前鋸筋がこる主な原因は、日頃の姿勢や運動不足(腕をあまり動かさずに過ごす)、運動での使い過ぎです。例えば、パソコン・スマートフォンを長時間使う人は腕を前に出したままの姿勢が固定されて筋肉が緊張します。反対に、スポーツで前鋸筋を使いすぎることも筋肉への負担になるでしょう。
前鋸筋は、肩甲骨の動きと関係する筋肉ですので、前鋸筋が硬くなると肩甲骨が適切に動かず、まわりの筋肉・組織に影響を与えて肩こりが引き起こされることもあります。
また、脇の下にある腋窩(えきか)リンパ節は、手や腕、胸からのリンパ液が流れ込む大事な場所です。ストレッチなどを用いてリンパ液の流れを促すことは筋肉の硬さが和らぐほかにも老廃物の除去、新陳代謝UP、リラックス効果といった良い変化に期待できるでしょう。
■しつこい肩こり解消!脇の下ストレッチ
やり方
四つ這いになる。
腕を前に伸ばし、おしりを後ろに下げる。
わきの下を伸ばす。
10秒×3回。

臼井 宰介(うすい さいすけ)

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