こんにちは!
理学療法士の臼井です。
ついつい背中を丸めてしまうのは、身体が無意識に中心部を温めようとするから。背中が丸まった状態のままでいると、背中の筋肉が硬くなり、肩甲骨や背骨が動きにくくなってしまいます。肩こりなど身体の不調につながるので、背筋をまっすぐ伸ばしていきましょう。
■猫背のデメリット
猫背になったままそのままにしていると、さまざまな身体の不調を招きます。
・肩こり…頭が前に移動するため、首や肩の負担になってしまいます。
・腰痛…背骨の緩やかなS字カーブが崩れるため、腰に負担がかかりやすくなります。
・疲れやすい…内臓を圧迫し肺を十分に膨らませることができず、呼吸が浅くなりがちです。身体全体に酸素や栄養が行き渡らず、疲れやすくなります。
・自律神経が乱れる…横隔膜や肋骨が十分に動かせず、呼吸が浅くなります。交感神経が優位になり、自律神経が乱れやすくなります。
・太りやすくなる…骨盤が歪み内臓の位置がずれてしまうので、代謝が悪くなります。
■猫背改善に関係の深い「菱形筋」
第6頚椎から第4胸椎にかけて斜めに走行し、肩甲骨の内側縁についている筋肉を「菱形筋(りょうけいきん)」といいます。菱形筋は、上部の「小菱形筋(しょうりょうけいきん)」と、下部の「大菱形筋(だいりょうけいきん)」にわかれます。
■菱形筋が硬くなると不調が増える
菱形筋は、肩甲骨を背骨側に引き寄せる際に作用したり、肩をすくめる、下げるなどの動きに作用します。菱形筋が硬くなると、肩甲骨が左右に開きやすくなり、肩が前に出る「巻き肩」や「猫背」になりやすいです。
また、背中の血の巡りが悪くなり、頭にまで酸素が行き届きにくくなると、頭痛を起こしやすくなります。
■菱形筋ほぐしストレッチ
菱形筋をほぐすことで、猫背の改善だけでなく、肩こりの緩和にもつながります。
やり方
楽な姿勢で座り、胸の前で両手の指を絡めます。
組んだ手の甲を前に押し出し、背中を大きく後ろへ丸めます。
肩甲骨同士の間を広げて、肩甲骨の内側や背中が伸びるのを感じましょう。

臼井 宰介(うすい さいすけ)

最新記事 by 臼井 宰介(うすい さいすけ) (全て見る)
- 【50歳】からの体幹トレーニング|簡単トレーニングで代謝アップ&疲れにくい体に - 2025年7月10日
- 姿勢が悪いから【腰や膝】が疲れやすい!骨盤を安定させる中臀筋エクササイズ - 2025年7月9日
- 【女性】のお腹痩せ!「骨盤底筋」実践エクサ - 2025年7月8日
整体院 彩「IRODORI」の施術の特徴
体の悩みを解決をしたいけど・・・。
どんな施術なのか?どのくらい料金がかかるのか?など不安な方も多いと思います。
整体院 彩「IRODORI」は、あなたの悩みを丁寧にお聞きし、原因や施術方法、料金をしっかりとお伝えいたします。
まずは、お電話でもメールでも気軽にご連絡ください。

- 投稿タグ
- #市川体質改善, #本八幡猫背, #市川整体, #市川マッサージ, #市川理学療法士, #市川猫背, #本八幡筋膜リリース, #本八幡姿勢改善.#市川姿勢改善, #市川巻き肩, #市川AI姿勢分析, #本八幡理学療法士, #本八幡Number掲載, #本八幡整体, #市川ストレッチ, #本八幡体質改善, #市川Number掲載, #本八幡ストレッチ, #本八幡巻き肩, #本八幡大谷翔平, #本八幡AI姿勢分析, #市川大谷翔平, #本八幡肩こり, 市川肩こり, #市川筋膜リリース, #本八幡マッサージ