第6回まとめ:延動文化が導く「動ける人生」
ここまで全6回にわたり、
「学習と動作の書き換え」をテーマにお伝えしてきました。
姿勢は“脳の記憶”で決まること
歩行は書き換えられること
年代ごとに再教育のポイントが違うこと
高齢者でも動作は変わるという事実
そして、正しい動きは“習慣化”して初めて身体になること
これらすべては、延動文化(えんどうぶんか)というひとつの思想に集約されます。
■ 延動文化とは何か?
延動文化とは、
「延命より延動」――ただ生き延びるのではなく、動ける人生を延ばす文化です。
寝たきりを防ぐ
介護を早めない
痛みをごまかさない
一生、自分の足で立つ
これらを“治療”ではなく
「学習」と「教育」で叶えていく考え方です。
■ 人は何歳からでも「動作」を書き換えられる
これまでの記事で一貫してお伝えしてきたのは、
身体は筋肉で変わるのではなく、
脳の学習で変わる
という事実です。
猫背
反り腰
すり足
片足重心
膝が伸びない歩行
これらはすべて
「間違った動きの学習結果」です。
だからこそ、
正しい動きを
見て・感じて・動かして・繰り返すことで、
何歳からでも必ず書き換えが起こります。
■ 年代別に見た「動ける人生」の意味
● 20〜30代
将来の不調を“予防”できる年代。
姿勢と歩行を今整えることが、40代・50代を守ります。
● 40〜50代
痛み・疲労・体力低下が現れ始める年代。
ここで書き換えられるかどうかが、老後を分けます。
● 60〜70代
「まだ間に合う」が「今しかない」に変わる年代。
転倒・関節痛・腰痛の予防は、ここからが本番です。
● 80代以上
「もう無理」と言われがちな年代。
しかし最も感動が生まれるのも、この年代です。
実際に、歩行・姿勢・表情・人生観まで変わる方が多くいます。
■ 動ける人生は「才能」ではない
動ける人は特別な人ではありません。
もともと運動神経が良い人でもありません。
ただ一つの違いは、
✅ 正しい動きを
✅ 正しく学び
✅ 習慣にしたかどうか
それだけです。
■ 延動文化が目指す未来
延動文化が目指すのは、
「治療や介護に頼らなくても動ける社会」です。
子どもは姿勢と歩行を“学習”し
大人は身体を“再教育”し
高齢者は動作を“書き換える”
この循環が生まれたとき、
本当の意味での健康寿命社会が実現します。
■ まとめ
✔ 姿勢も歩行も「学習」で決まる
✔ 年代に関係なく動作は書き換え可能
✔ 正しい動きは「習慣化」して初めて身体になる
✔ 動ける人生は、誰にでも手に入れられる
🌈 延動文化が導く「動ける人生」とは
「一生、自分の足で、自分の人生を歩き続けること」です。
このシリーズが、
あなたや、あなたの大切な人の
「これからの身体」を考えるきっかけになれば幸いです。
臼井 宰介(うすい さいすけ)
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