こんにちは!
理学療法士の臼井です。
運動は大切なのはわかっている方が多いと思います。
でも続けることができない。
そんなあなたにマメ知識をお伝えします。
座る時間が長いと認知症リスクは上がる
「運動不足は健康に良くない」というのはきっと誰もが知っていることだと思いますが、「運動不足は認知症にとっても良くない」というと、少しイメージがしにくいかもしれません。
体を動かさないことと脳の働きには一体どのような関係があるのでしょうか。
全ての研究ではないものの、これまでのいくつかの研究で、家から出ないで座っている時間の長い生活は、認知症リスクの増加と関連することが報告されています。
例えば、25万人分のデータをまとめた研究では、座る時間の長い人は、そうでない人と比べて、認知症リスクが1.3倍に増加していることがわかりました。
怖いですね!!
座る時間の長い生活は、頭を使うかどうかに関わらず、認知機能の悪化につながるような様々な慢性疾患(例えば、高血圧や糖尿病など)の発症リスクとの関係も切っても切り離せません。
長時間座っていることで、糖質や脂質の代謝が悪くなり、これが認知症のリスクを高める可能性があるのです。
また、炎症も認知症のリスク要因の一つですが、座りがちな生活はこの炎症を引き起こしたり悪化させたりする可能性があると考えられています。
「炎症」と言われてもわかりにくいかもしれませんが、たとえば、風邪をひいた時に喉が痛くなるのは、ウイルスの感染によって喉の粘膜に炎症が起こるからです。
これと同じようなことが座る時間が長い生活をしているだけで、脳の中で起こってしまうというわけです。
適度な運動や活動的な生活習慣によってこそ、脳の健康が維持され、認知症のリスクを下げることができるのではないかと考えられているのです。
座りがちな生活は、長期的には脳の健康にも悪影響を与える可能性があります。
運動には認知機能とはまた別のところでも多くの健康上の利点があります。
心臓の病気や糖尿病のリスク低下、筋力や骨密度の維持、気分の改善など、その利点は数えきれないほどです。これらの効果は間接的に認知機能の維持にも寄与する可能性があります。
さぁ〜少しづつでもいいです。体を動かす習慣を身に着けてね。
臼井 宰介(うすい さいすけ)
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